車の傷を放っておいたらどうなる? 修理をプロに依頼 するメリットとは? | 藤沢市で鈑金塗装や整備を行う中で得た様々な情報を記事でご紹介

車に傷ができてしまったら、どのように対処するのが正しいのかわからない方も多いので
はないでしょうか?車の傷にはさまざまな種類があり、小さな傷だったとしても、そのまま
にしておくと悪化して、修理がさらに大変になってしまうことがあるので注意が必要です。
この記事では、車の傷の種類にはどのようなものがあるかをはじめ、自分で修理をする方法
や車の傷の修理をプロに依頼するメリットついて、詳しくご紹介いたします。

車の傷には、さまざまな種類があります。傷の形も違えば、傷ができる要因も異なります。
車の傷には、以下の 4 種類があります。
 線傷
 ひっかき傷
 すり傷・こすり傷
 へこみ傷
それでは、車の傷の種類について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
線傷
線のような細くて長い傷のことです。飛び石でもつくことがありますが、鍵や指輪などが当
たってもつくこともあります。
ひっかき傷

線傷と同じように線のような傷のことです。線傷よりも浅くて短い傷であり、猫の爪や荷物
の角でつくことがあります。
すり傷・こすり傷
こすった傷のことです。広範囲に小さな傷が広がってつきます。ガードレールなどにこすっ
てつくことが多いのが特徴です。
へこみ傷
車のボディがぼっこりへこんだ傷のことです。塀や縁石などにぶつけたり、豪雪地域の雪の
重みや突然降ってきた雹でへこんだりすることもあります。

車のボディは、ほぼ金属でつくられています。金属はそのまましておくと、酸化してしまう
ため、ボディにはしっかり塗装が施されています。塗装されていると、雨水や紫外線、酸化
などの刺激からボディを守ることが可能です。ですが、車のボディの塗装が傷により剥がれ
てしまうと、雨水や紫外線、酸化などの刺激からボディを守ることができなくなり、劣化に
つながっていきます。どんな些細な傷であってもそのままにしておくと、サビが次第に広が
っていくので、腐食するため注意が必要です。
車に傷がついたことに気が付いたら、必ず早急に修理するようにしましょう。

車の傷ができてしまった場合、DIY など自分で修理することもできます。車の傷を自分で
修理する場合には、ホームセンターなどで修理に必要な道具を購入して実施しましょう。
車の種類や傷によって自分で修理をしない場合もあるため、自分で傷の修理を行う場合に
は自己判断で行わなければなりません。
必要な道具は以下の 6 点です。
 耐水サンドペーパー150 番またサビとり剤

 耐水サンドペーパー600 番
 耐水サンドペーパー1000 番
 マスキングテープ
 シリコンオフまたは脱脂剤
 タッチペンまたは傷消しワックスまたはクリーナー
車の傷を自分で修理するときの手順は以下の通りです。
1. 耐水サンドペーパー600 番で車の傷のまわりをなだらかにします。
2. 耐水サンドペーパー150 番またはサビとり剤でサビをとります。
3. シリコンオフまたは脱脂剤で、車の傷のまわりについた余計な油分を除去します。
4. マスキングテープを車の傷のまわりを囲うように貼ります。
5. タッチペンまたは傷消しワックスまたはクリーナーのいずれかで、車の傷を補修しま
す。
6. タッチペンまたは傷消しワックスまたはクリーナーで車の傷を補修した後、乾かしま
す。
7. タッチペンまたは傷消しワックスまたはクリーナーが乾いた後、耐水サンドペーパー
1000 番をかけ、凹凸をなくしたら完成です。
このように、車の傷の修理を DIY など自分で行う場合には、道具を準備すれば簡単に行う
ことが可能です。また、安い費用で行えるといったメリットがあります。
ただし、車の修理を DIY など自分で行うときには、失敗のリスクもあるため、自分で行う
べきかの判断は慎重にしましょう。浅い傷や小さい傷の場合は自分で修理をしても問題な
いことが多いですが、深い傷や大きな傷の場合はプロに任せるのがおすすめです。

車の傷の修理は、DIY など自分で行うことも可能です。ですが、車の傷によっては、プロの
手を借りなければ修理できないものも数多くあります。車に傷がついてしまって判断に迷
ったときは、修理をプロに依頼しましょう。
車の傷の修理をプロに依頼するメリットには、以下の 5 点があります。
 車の傷の大きさや深さに関わらず、修理をしてもらえる
 車の修理のプロなので、安心して修理を依頼できる
 アフターサービスを利用できることがある

 短時間で修理をしてもらえる
 依頼する場所 ディーラー・カー用品店 ・街の整備工場 ・板金塗装業者)などによって、
価格に違いがあるため、費用の安いところを選んで依頼することか可能である
このように、自分で修理するよりも費用はかかってしまいますが、プロに依頼した方が失敗
もなく、傷の大きさに左右されずに適切な修理を行ってもらえます。

車に傷をつけてしまったときには、必ず修理が必要です。どんな些細な傷であったとしても、
放置してしまうと、サビが広がり腐食してしまう原因になります。DIY など自分で修理を
行う場合には、安い費用で行うことができますが、失敗をするリスクがあるので注意しまし
ょう。車の傷の修理をプロに依頼するのはメリットも多く、確実にきれいになるので、車に
傷がついてしまったらプロに依頼するようにしましょう。